東福岡４－３桜井

逆転の東福岡　サヨナラ夏１勝

　【東福岡４－３桜井】東福岡は９回に熊谷の２点中前打で同点とし、延長１１回に無死満塁から再び熊谷が押し出し四球を選びサヨナラ勝ち。夏の初白星に葛谷監督は「信じられない。格別ですね」と喜びをかみしめた。１点奪った３回以降は淡泊な攻撃だったが、福岡大会６試合中５試合を逆転で勝ち上がった底力を土壇場で見せつけた。ラッキーボーイとなった熊谷は、リードを許す展開も「いつものパターンだと思っていた」。先発９人中７人が２年生ながら、落ち着いて勝利を呼び込んだ。

　＜桜井＞甲子園初勝利を逃した館野監督は「相手に集中力と集中打を見せつけられた」と無念そうだ。２点リードの７回にエース上島が右ふくらはぎの肉離れで降板。急きょ登板した２年生右腕の長川原は９回に３安打を浴びて追いつかれ、延長１１回には押し出し四球。「先輩に申し訳ない」と肩を落とした長川原に、上島は「負けたけどベストゲーム。来年戻ってきてほしい」と悲願の甲子園１勝を後輩に託していた。

スポニチから
　サヨナラかぁ、負けた方は悔しいねぇ。