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『今年1月、東京都江戸川区立松本小学校1年の岡本海渡(かいと)君(7)が継父の健二(31)と母親の千草(22)の両容疑者から暴行を受けた後、死亡した事件で、海渡君が昨年10月、頭部に外傷を負い、都立墨東病院(墨田区)に入院していたことが、捜査関係者への取材でわかった。海渡君には事件の数カ月前にできたとみられる打撲などの跡があったことも判明。小岩署は、両容疑者が日常的に暴行を加えていたとみて調べている。

 捜査関係者や江戸川区によると、海渡君は昨年10月13~26日、学校を休んだ。千草容疑者から「頭痛のために休む」と連絡があり、学校側は医師の診察を受けるよう助言したという。海渡君はこの間、約1週間墨東病院に入院していた。頭部に強い力を加えられたことによる急性硬膜下血腫と診断された。虐待の時によくみられる症状だが、健二容疑者は医師に「(海渡君と)プロレスごっこをし、投げ技をかけたところ、頭を畳にぶつけてしまった」と説明したという。

 海渡君は同月27日に登校を再開したが、体育の授業はしばらくの間、見学していた。千草容疑者は学校側に「血腫のため、医者から激しい運動をやめるよう言われている」と説明。血腫の原因については「医者もわからないと言っている」と話した。学校側はその後、入院の事実を把握したという。

 学校側は昨年9月、海渡君のほおや太ももにあざがあるのを見つけた歯科医師の通報で、健二容疑者による虐待をつかんでいた。家庭訪問した校長らは、健二容疑者が「二度と殴らない」と約束したため、海渡君の様子を見守ることにした。学校側は入院を知った後も新たな虐待は疑わなかったという。

 墨東病院は児童相談所や警察に通報していなかった。同病院は取材に「個別の事案についてはお答えできない」としている。

両容疑者は、1月23日午後8時ごろから約1時間、自宅アパートで、海渡君を正座させたまま、顔を平手でたたいたり太ももをけったりしたとして逮捕された。捜査関係者によると、両容疑者は「返事が小さい」「お父さんに謝りなさい」と言いながらたたき続けたという。

 海渡君には顔以外に数カ月前に負ったとみられる複数の傷があり、中には棒でたたかれたような跡もあった。背中にはやけどのような傷もあったという。 』

2010年2月10日 asahi.comから

こんなヤツらに、どうして子供ができてしまうんだろう・・・
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